女性専用賃貸物件の登場
女性専用賃貸物件というのは名前の通り女性しか住むことのできない賃貸物件です。
物件によっては物件すべての部屋が女性のみというものもありますし、上層階のみが女性専用となっているものもあります。
女性の一人暮らしはどうしても実家暮らしや同棲に比べてトラブルの不安があります。
下着を盗まれたりストーカーに狙われたり覗かれたりといった経験をしたことがある人も少なくありません。
それ以外にも近隣の部屋の男性とのトラブルが起きているケースもあり、女性専用の賃貸物件というのが登場しています。
トラブルを回避するためにも住む場所は慎重に選びたいものです。
そこで、入居する前にきちんと女性専用賃貸物件のメリットとデメリットを知り自分にベストな物件を選ぶようにしましょう。
女性専用賃貸物件のメリット
女性専用ということで、多くの女性専用賃貸物件というのは防犯性が高い造りになっています。
オートロックやモニター付きインターフォンが付いていること以外にもオートロックが二重になっていたり管理人さんが常駐していたりといったサービスをしているところもあり防犯面ではかなり安全です。
自分での防犯対策ではどうしても不安が残るのでこういった設備として充実していると安心できます。
また、女性をターゲットにしている物件であるため女性が安心して暮らせる造りも充実していることが多いです。
バストイレが別なのはもちろんのこと、シャンプードレッサーや独立洗面台、システムキッチンなどの設備といった女性の多くが求める条件がそろっており快適な生活ができます。
物件によっては設備内にコインランドリーがあり下着を外に干さず乾燥機を利用できるところもあり便利です。
大学入学のために上京し一人暮らしを始める場合も多いと思います。
その際に学生専用の物件で、なおかつ女性専用専用・または女性専用フロアがあるマンションも増えてきていています。
新潟大学に進学した知人がいます。
その知人も最初は普通のマンションを借りて暮らす予定でしたが、新潟大学の近くにある学生マンションの方がお得ということでそちらに引越していました。
確かに最近の学生マンションを見てみると、様々な設備が整っていますしセキュリティもしっかりしています。
地方には珍しい女性専用のフロアがある物件も多くあるので、大学生の場合は一般的なマンションやアパートに住むよりもお得でおすすめです。
女性専用賃貸物件のデメリット
女性専用物件にもデメリットはあります。
メリットもたくさんあるのでメリットとデメリットを比較したうえで入居を検討しましょう。
まず最初のデメリットとして費用の高さです。
どうしても設備が充実していること、管理人やセキュリティ対策といった問題から維持費もかかることで毎月の家賃や共益費といったものは高めです。
どこの物件も相場よりも高めの家賃であるために設備やセキュリティをとるか家賃をとるか考えなければなりません。
次に女性専用の物件ということで男性が入れないという問題があります。
普段であれば男性がなかなか侵入できないことはメリットなのですが、家族を招く際に理父親や兄弟を呼べなかったり、彼氏を呼べなかったりするのは不便です。
引っ越しの際の搬入搬出も男手を借りることが難しいケースもあります。
もちろん入館手続きをすれば男性でも入室をすることは可能です。
しかし、手続きを事前にしておかなければならなかったり、周囲の人への配慮をしなければならなかったりすることもあり、気軽にいつでも呼べない不便さはあります。